冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした
この修業は体育よりスパルタ

次の日

ピピッピピッピピッ


美海「んん〜眠い」


星矢『8時に台所集合』


美海「んん〜台所〜笑…」


   ん?


美海「しまった!!」

  
  やってしまった…


  7時に起きる予定が起きたのはjust8時それもそのはず、アラームは8時にセットしていたからだ


美海「あ‼︎ーーーーーなんで私8時なセットしたの?!馬鹿じゃん!!」


   急いで男装に着替え適当に荷造りをした。
親には全て本当のことを言って納得してもらった。すぐに納得したわけは、土日2人で毎日旅行、デートに行けるからと、すぐにOKをもらったのです。


   親よ…子供をなんだと思ってんのよ?


美海「よし!行こう!…あ!」


   ガタン!ガタガタ!ドス!


   お決まりの階段も通常運行であった


   私は自転車でかっ飛ばして向かった。


   飛ばした甲斐があって、5分でついた


   ピンポーン♪


   シーン…


勇気「ありゃ?るすかな?」


?「うん、留守だな」


勇気「おっかしいなーピンポーン押したら星矢出てくれるって言ったのになー」


?「そうだよな」


勇気「あ!もしかして〜星矢のやつ忘れてるのかも〜笑笑バカだ〜笑笑」


?「星矢って呼んだら出てくるんじゃねぇか?」


勇気「そうだな!ありがとう!……ん?!…はっ?!」


  後ろを振り向くと星矢がにんまりと笑って立っていた


勇気「ぎゃーーーーー」


星矢「俺が叫びたいわ‼︎お前今何時だと思ってんだ‼︎」


勇気「は、8時半ぐらい」


星矢「お前時計見ろ」


  スマホを見ると見事に大外れ、時刻8時50分9時になる10前だった。


勇気「よかった〜9時になる前には間に合った〜」


星矢「アホか!完璧に遅刻やろうが‼︎」


勇気「はい…」


星矢「お前何時に起きたんだよ」


勇気「…」


星矢「…」


勇気「…」


星矢「なんだよ、急に黙って」


勇気「just8時に起きた!」


星矢「アホか‼︎8時に集合なのに8時に起きてどうすんだよ!お前の頭は鈴でも入ってんのか!それともなんだ!耳から通り抜ける仕組みか?あ?」


勇気「星矢、頭に鈴ははいらねぇぞ?」


星矢「…たとえでいったんだよ!‼︎」


勇気「なるほど」


星矢「納得するな‼︎」


?「ぶっ…あはは笑笑まじおもしれぇーコント見てる気分だぜ笑笑腹痛〜ヒ〜笑笑」


星矢「陸さん笑い事じゃありません」


伽耶「こんな新人初めてだわ笑」


菊「全く」


遥「へぇ〜あの新人美海ちゃんに似てるなドジとか特に笑」


菊「遥」


遥「はいはい」


瑠「…」


勇気「あのみなさんがなぜここに?」


勇気「飯食ってたらインターホン鳴って俺が出ようとしたら、星矢がブチギレながら俺が出ますってベランダから出たから、多分新人だな〜って事でみんなで様子や見てたんだ。」


勇気「星矢?今日から頑張るから許してくれ、な?」


星矢「次はねぇぞ」


勇気「は、はい」


遥「それじゃあ飯に戻ろう」


 あれ?春樹さんってこんな性格だっけ?もっと優しい雰囲気だったような…


菊「勇気、よく見ておきなさい、貴方がいつも見ていた人達の本当の素顔が今日で一気に見れますから」


  はい…


  なんか…遥さん冷たかった、あれが本当の性格って事…


菊「泣きそうな顔をしていますよ?大丈夫ですか?」


勇気「ごめんなさい!やっていけるか少し不安になって…」


菊「大丈夫、私がついています」


勇気「はい!菊兄貴!」


菊「笑」


星矢「お前遅れた罰として俺がしっかりと教えてやるからな頑張れよ」



勇気「はい‼︎」


  ここからが地獄の道だった


  掃除、洗濯、洗い物、買い物1日で一気に全てを教えてもらい頭が混乱していた


勇気「あ、ああ〜もうだめだ〜」


   30分休憩何回してもよし


   私は庭が見える廊下に寝そべりしがいのように体が悲鳴を上げていた


勇気「はぁ〜」


遥「君今休憩?」


勇気「遥さん!お疲れ様です!休憩です」


  体を起きあがろうとしたが疲れすぎて起き上がれなかった


  ドサッ…まじか


遥「そのままでいい」


  …なんか寂しそう


勇気「あの、何かあったんですか?」


遥「え?」











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