組長が惚れた女
美花
あれから暁さんと潤さんに送ってもらい私はすぐに寝てしまった。次の日になると私はウキウキしながら学校に向かった。まあ学校よりも「帰り」が楽しみなんだけど。
美「ふふん〜笑」
3人?『 よう!』
ビクッ
美「あの私に声をかけました?」
?「そうだけど?それより一緒に学校行こうぜ!笑」
美「は?あの誰ですか?」
瑠「名前言うの忘れてた笑俺は越前 瑠生よろしくなあとお前と同じクラスだから」
え?こんな人いたっけ?
蒼「俺は久瀬 蒼弥俺もあんたと同じクラスだから」
美「は、はぁ……」
ニコ「またまた同じクラスの龍騎 ニコよろしくね!」
美「あ、よろしくお願いします……私は桃原 美花です」
瑠「美花な!ミカンだな笑お前の事みかんって呼ぶは笑笑」
美「なっ「ん」は余計です!!!」
瑠「敬語とかいいからな ミ、カ、ン」
美「だから!やめて!」
蒼「俺は呼び捨てでいいか?笑」
美「うん!もちろん誰かさんと違って、普通の呼び方でお願いします笑」
蒼「ククク笑ああ」
瑠「ミカンお前さりげなく俺をバカにしたろ」
美「なんのこと〜」
ニコ「それじゃあ僕は美花ちゃんって呼ぶね!」
美「うん!いいよ笑私は瑠生バカと蒼くんニコちゃんて呼んでいい?」
2人『もちろん! 』
瑠「俺は納得いかね!」
美「瑠バカがミカンて呼ばなかったら元に戻すよ!笑」
瑠「こんにゃろー!」
3人『 笑笑』
美「そういえばどうして急に声をかけてくれたの?あと、3人とも見たことないんだけど?」
ニコ「それは僕達学校に行ってないからね笑」
美「それじゃあ私の噂知らないの?……」
瑠「知ってる、元姫だろ?」
美「それじゃあどうして」
蒼「暁さんが美花を守ってくれって頼んだからだよまあ、それだけじゃなくてお前とも仲良くなって見たかったからな」
美「蒼くんありがとう!笑」
ニコ「それから僕たち彼岸花族だよ!まあ、下っ
端だけど」
蒼「れっきとした仲間だ!笑」
美「そうなの?学校大丈夫?」
瑠「そんなのどうでもいい〜、気にするな」
美「瑠生バカ……ありがとう!笑」
私は暁さんに会ってから、明るくなった感じがした。3人に私の秘密を包み隠さず全てをうちあけた。私の話をあいつらは信じてくれなかったのに、蒼くん達は信じてくれた。私はニコちゃん人達と早く出会いたかった。そう思ったのだ。