組長が惚れた女
5章 あたらしい学校
ピッピッピッピッ
美花「ん〜もうちょっと……て!二度寝してる場合じゃなかった!」
時間を見ると7時遅刻すんぜんだったのです。大慌てで準備をして外にでると外で喧嘩をしている犬と猿がいた……
そう……瑠生バカ達と流
流はわかるけどなんでニコちゃん達も?てか……
美花「うるさい!」
流「?!」
ニコ「あ……」
蒼「来た」
美花「朝からなんで喧嘩してるの!」
瑠生「そんなのこいつがいるからに決まってるだろ!」
流「ちっ」
ニコ「美花ちゃんこいつほっといて行こ」
美花「流とも一緒に行くよ」
蒼「仲直りしたから?」
美「うん!」
瑠生「簡単に信じていいのか?もしかしたら騙してるかもしれねぇんだぞ?」
美花「大丈夫!笑」
流「……美花」
美花「私の元彼は嘘だけはつかないから!」
流「……(元彼か)」
美花「喧嘩しないで仲良く行こ!」
流「ああ」
瑠生「お前ミカンに変なことすんなよ!やったら殴るからな!」
流「上等だ、かかってこい!笑」
美花「もう〜……しらない!」
流「あ、待てよ」
ニコ「もう言い合いしないから怒らないで?」
美花「うん!笑」
流「それにしてもお前とこうやって行くの久しぶりだな」
美花「そうだね笑」
蒼「しみじみした話は後でいい?俺たち完全に遅刻だよ?」
美花「そうだった!」
私たちは全速力で黒崎学園に向かった。校門の前まで行くと1人の男のが仁王立ちして待っていた。
広「美花とそのたクソガキども初日に遅刻とはいい度胸してんな……笑」
美花「く、国さん……」
なんか国さん今にでも金棒待ってきて私たちは追い回しそうな顔してるんだけど!
美花「これには訳が……」
広「問答無用!」
そういうって私たちはデコピンをされた。体育館に入ると遅刻した私たちに注目されているし、恥ずかしかった……
美花「はぁ〜」
流「落ち込むなお前が寝坊したのが悪い」
?流、途中からフォローしてなくない?私のせいみたいになってない?全部
美花「それなら先に行けばよかったのに!」
流「お前と行きたかった、それだけ」
美花「?!/////」
自分のクラスを見つけて後ろに並び理事長先生の話を聞いた。
明「いいか俺の学校に来たからにはいくつかルールを守ってもらう。1つは一般人の女に喧嘩をふっかけるな、特に族に入ってるやつら、レディースの奴らはこれを絶対に守れ!」
生徒「はい!」
広「2つは今日新しくできたもんだ、今までの生徒もよく聞け」
美花「?」
明「タバコは金輪際禁止する!学園で吸うな!家で吸え分かったか!」
生徒 ザワザワ……
明「黙れ!これは昨日決まった!それから麻薬をやったやつは警察より先に俺たちが目を覚まさせてやる……覚悟しとけ」
ほぼ脅しじゃん!
明「3つはいじめは許さねぇ!やったやつは即退学にする!分かったか!」
生徒「「「「「は、はい!」」」」」
明「絶対に嘘なんかつくんじゃねぇぞ……そんときは、覚悟もっていじめろその後俺達が地獄をみせてやる!」
ビクッ!
明「この学園は一条組が経営してる。そんな我らの組長に女ができた!」
ギャル「キャー!」
ギャル「そんな……嘘〜!!!!!」
悲鳴を放つギャル……私です。
ギャルの皆さんごめんなさい
明「笑……そいつは高一の桃原 美花だ!」
オイ!
あの人頭大丈夫?!
明「もし美花に何かしたら俺ら先行と組のもんが許さねぇからな!」
生徒「「「……」」」
明「てめぇら返事は?」
生徒「は、はい!」
明「よし!解散!笑あ、美花は残れよ〜」
あきるんバカじゃない!こんな公衆の面前で……逆に目立つよ!
生徒が体育館から出ていくとあきるんが楽しそうに私に近づいてきた
明「どうだった?俺の脅しは?笑」
やっぱ脅しか……笑
美花「どうかじゃありません!なんで私の名前を堂々と言うんですか!」
明「お前を守るためだ」
美花「逆に狙われると思うんですけど」
明「だからだよ笑」
美花「え?」
明「先にお前のことをいえばあいつと堂々とデートとかも色々できるだろ?笑」
美花「?!」
明「隠してたらコソコソデートしててあんまり楽しくないだろ?」
美花「あ、ありがとうございます!笑」
明「?!お、おう笑……(なんか、胸いてぇ……)」
美花「それとどうしていきなりタバコが禁止になったんですか?」
明「それは…「お前の為だよ」」
美花「華陵先生!」
広「なんで俺の名前だけ普通の名前なんだ?」
美花「教師なのでみんなの前であの名前呼んだらダメかと思って、」
明「俺はいいのかよ!」
美花「先生はめったに生徒の前に出ないからついあだ名で笑」
広「今俺らだけだからあだ名でいい」
美花「はい!笑」
広「あ、それでタバコあのいじめ以来怖いだろ?」
美花「?!」
広「この学校タバコ吸う奴多いいからこうでもしねぇとやめねー奴がいるんだよ」
美花「私なんかのために…ありがとうございます。」
広「気にすんな笑それに暁がお前を思ってそうしたんだ!そうだろ?明!」
明「あ、ああ!」