組長が惚れた女

春樹編

春「はぁー」



広「お前自分の思いぐらい隠せよ」




春「気付いてたのかよ」




広「当たり前だろ」



遼「どうかしたのか?」



広「こいつが美花を好きなのは知ってんだろ?」



遼「まあな、てかあいつらもだろ?」




広「やっぱあいつらもバレてんだな笑」





アイツらとはここの先生と理事長もあいつを密かに思ってる。でも何も言えない……俺たちの組長と付き合っているから……







遼「もう、美花の事は忘れろ……思い続けてもお前らが苦しいことぐらいわかってんだろ?」






春「……」





広「俺も隠すの苦手だけどな……」






……こいつもあいつのこと……





春「これも全部夢だったらこんな恋すぐ終わって……苦しまずに済むのにな〜」




ガラガラ




美「先生!やっぱり体調悪いの!」





3人「?!」






広「み、美花?!なんで……」






美「春樹先生が屋上で合った時から元気ないか
ら……心配で……」





春「それで俺を探してたのか……」






美「うん笑」






春「……」





嬉しいはずなのに……苦しかった……こいつを今欲しいと思ってしまうぐらいに……





美「先生……どうしてそんな顔……」






春「お前ともっと早く会いたかったよ……」





美「え?……」





少しだけなら許してくれるよな……





春「美花目瞑ってろ、」






美「うん笑」






春「……」




俺は美花の口を俺の手で塞いで口を塞いでる手の上にキスを落とした……




美「ビク」





2人「?!お前……」




我慢出来るわけない!




美「んん〜」




春「もういいぜ……」





美「いったい何したの?」




春「それは広達にしか分からないことを……お前にやったんだよ」




美「?」




春「お前は俺の事好きか?」




美「え?……」





遼「おい」




春「遼黙ってろ」




遼「お、お前……」




美「……好きだよ笑」




春「?!」





美「こんないい先生を嫌いになる人はどうかしてるもん!笑」






春「そう……だよな……お前に言われると誰よりも嬉しいよ……」






美「やった!笑」
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