組長が惚れた女

美「はい……」




明「無理して返事すんな、」




美「ごめんなさい……」




遼「今日は帰れ、家で安静にしてろ」





美「……そうします……」




明「送る」






広「お前会議は……」




明「そんなのサボる」




遼「さすがにどやされるぞ」





明「そんなのどうでもいい……」





遼「俺達の組は女子高生に夢中か……笑」





美「私1人で大丈夫です」



遼「え?いやまだ体調も治ってないのに」




美「大丈夫です、それに行きたい所もあるので!笑」





美花はそう言うと制服を整え、春樹が持ってきた美花のカバンを手に持ち笑顔で保健室を出ていった。




明(俺に出来ることは何も無いのか……)




春(なんでお前無理して悪ぅんだよ……見てるこっ
ちも辛いだろ……)




広(お前の無理した笑顔なんか……)




広、春、明〘無理して笑うお前の笑顔なんか見た
くねぇよ! 〙






それぞれが美花のことを思いながら美花の後ろ姿を見送った。




友達(先生)END
< 55 / 79 >

この作品をシェア

pagetop