組長が惚れた女
〜 杏奈編〜
杏奈「美花!あなたに話があるの!」
家に帰り美花が居るであろうソファーに向かった。けれどいなかった。
どこを探しても美花は見当たらない
ピリリ〜
杏奈「?!、暁!美花がどこにもいない!」
暁『チッ!てめぇ!あいつに何した!!!!!! 』
結衣『 きゃ!やめて!離して!』
杏奈「ちょっ……封筒……」
机の上に封筒だけがあり中身を見ると絶句した
杏奈「……な、にこれ……」
暁『 いいか!こいつ返させんな!この俺でやる……!』
杏奈「暁……あんた」
暁『 なんだよ、』
杏奈「結衣と寝たの?」
暁『は?』
杏奈「封筒があって中身が裸で抱き合ってるあんた達が写ってるのよ……それに手紙で結衣あんたの子妊娠したって」
暁『 ああ?』
結衣『 ふふ……成功ね笑』
暁『 姉貴のその封筒持って戻ってきてくれ、あと結衣とは寝てぇし孕んでねぇよ!!』
杏奈「まさかデマ!」
あの女!どこまで私たちを……
組につき部屋に入ると大騒ぎだった
潤「やめろ!さすがに死ぬぞ」
暁「こんなやつ死んでも痛くねぇ!!!!!!」
結衣「あ……あぁ……」
結衣の髪の毛は何本か抜け落ち数箇所傷があり怯えていた
暁「おい、さっきのいせぇはどこいきやがった?答えろ!!!!!!」
結衣「ご……ごめんなさい……」
桃「お姉さんおかえりなさい」
杏奈「ええ……どうなってるの」
流「暁さんがあの女に切れてあの女の髪の毛とかを強く持ち上げて殴ったんです」
杏奈「やりすぎだっつうの」
桃「それより!美花は」
暁「あいつは!」
杏奈「……この封筒のせいで消えたのよきっと」
暁「……結衣……お前との組もうどうでもいい!お前の組とは手を切る!」
結衣「?!ま、待ってよ!そんな事したら組が終わってしまう!それにパパにも怒られちゃう!」
杏奈「自分の保身の為にやった事よ代償はこれくらいじゃあまいぐらいなのよ?」
結衣「そ……そんな……」
それからあの馬鹿女は父親に1発殴られて帰っていった。
杏奈「あれぐらいじゃ本当は足りないくらいなんだから!」
美花……あなたは一体どこえ行ってしまったの?
杏奈END