梅咲君にはツノがある ~私、節王様と結婚します!~
驚いて振り向くと、さっきの姿に戻って顔を真っ赤にした梅咲君がいた。
普段でも満開だと思っていた角は、ポップコーンがはじけたような密度の超満開になって、こぼれそうなほどの花を咲かせている。
そんな梅咲君のただならぬ緊張感に、こっちまで緊張して、固まってしまった。
「こ、小松さん。驚かないで聞いて欲しい」
「う、うん。な、なにかな?」
周囲の音は無になっていた。
お互いの唾をのみ込む音が聞こえそうなくらいの静寂の中、梅咲君の口から発せられた言葉は。
「僕の妻になってください!」
普段でも満開だと思っていた角は、ポップコーンがはじけたような密度の超満開になって、こぼれそうなほどの花を咲かせている。
そんな梅咲君のただならぬ緊張感に、こっちまで緊張して、固まってしまった。
「こ、小松さん。驚かないで聞いて欲しい」
「う、うん。な、なにかな?」
周囲の音は無になっていた。
お互いの唾をのみ込む音が聞こえそうなくらいの静寂の中、梅咲君の口から発せられた言葉は。
「僕の妻になってください!」