梅咲君にはツノがある ~私、節王様と結婚します!~
「だけどこんなの、私はじめて見たよ」
「節王の交代は数万年単位だからね」
「ええっ? 数万!? 梅咲君って何歳なの?」
「年齢は数えてないね。んーでも、日本が弥生時代っていわれてる辺りの記憶はあるかな」
「うっそ、それって西暦イコール年齢ってことじゃ」
「嫌……かな?」
「ううん! 嫌とかじゃなくって! ちょっとスケールが……」
なにもかもが想定外だった。
人間じゃないかもと思うこと自体、すごく突飛な発想だと思っていたから、自分的には心の準備が出来ていると思っていたのだ。だから、それ以上の地球規模というか宇宙規模の大きさに、ちょっとついていけないでいる。
「節王の交代は数万年単位だからね」
「ええっ? 数万!? 梅咲君って何歳なの?」
「年齢は数えてないね。んーでも、日本が弥生時代っていわれてる辺りの記憶はあるかな」
「うっそ、それって西暦イコール年齢ってことじゃ」
「嫌……かな?」
「ううん! 嫌とかじゃなくって! ちょっとスケールが……」
なにもかもが想定外だった。
人間じゃないかもと思うこと自体、すごく突飛な発想だと思っていたから、自分的には心の準備が出来ていると思っていたのだ。だから、それ以上の地球規模というか宇宙規模の大きさに、ちょっとついていけないでいる。