梅咲君にはツノがある ~私、節王様と結婚します!~
「そうなんだ。でもそれだけでもすごいね」
「王族や上級精霊は幼いうちに力の制御を覚えるから、そこから何が出来るか自分で探りながら徐々に色々なことを覚えていくんだよ」
「それ以外の精霊は?」
「力の制御自体が出来ないから、こういった能力はないに等しいね」
「へえ」
「だから、前も言ったように気が乱れると、力の制御ができない精霊たちが人間界で悪影響を及ぼすようになってしまうんだ」
「そっか、なんとなく繋がった!」
ふいに、スマホが鳴った。
「真央からだ。なんだろ」
田村君と下校してる時に連絡してくるなんて、初めてじゃないかと思う。しかも電話なんて、普段でもしてきたことないのに。
「王族や上級精霊は幼いうちに力の制御を覚えるから、そこから何が出来るか自分で探りながら徐々に色々なことを覚えていくんだよ」
「それ以外の精霊は?」
「力の制御自体が出来ないから、こういった能力はないに等しいね」
「へえ」
「だから、前も言ったように気が乱れると、力の制御ができない精霊たちが人間界で悪影響を及ぼすようになってしまうんだ」
「そっか、なんとなく繋がった!」
ふいに、スマホが鳴った。
「真央からだ。なんだろ」
田村君と下校してる時に連絡してくるなんて、初めてじゃないかと思う。しかも電話なんて、普段でもしてきたことないのに。