梅咲君にはツノがある ~私、節王様と結婚します!~
「梅咲君、体は平気?」
「ん? ああ、儀式を済ませたからもう大丈夫だよ」
「あそっか」
「二人とも送ってくよ」
「ありがとう……って、何?」
儀式の効力をすっかり忘れて梅咲君の時間切れを心配した私を、真央がニヤついた笑みを浮かべて眺めているのに気がついた。
「儀式って、どんなことしたのぉ?」
「へ、変な想像しないでよ!」
「へー、変な想像するようなことしたんだぁ、ずいぶん戻るの遅かったもんねぇ」
真央のハートマーク攻撃が容赦なく私の記憶を呼び起こす。
「ん? ああ、儀式を済ませたからもう大丈夫だよ」
「あそっか」
「二人とも送ってくよ」
「ありがとう……って、何?」
儀式の効力をすっかり忘れて梅咲君の時間切れを心配した私を、真央がニヤついた笑みを浮かべて眺めているのに気がついた。
「儀式って、どんなことしたのぉ?」
「へ、変な想像しないでよ!」
「へー、変な想像するようなことしたんだぁ、ずいぶん戻るの遅かったもんねぇ」
真央のハートマーク攻撃が容赦なく私の記憶を呼び起こす。