Lose everything
ラインがきて
桜子かと開くと千紗だった。
あれから、ずっと連絡なかったのに
なぜと、思いながら、開くと
・・・・・えっ・・・・・・
桜子と・・・秀・・一・・さん‥‥‥
なぜ・・・?
直ぐに、桜子に電話をする。
「どうしたの?まだ、起きてた?」
と、電話にでた桜子に
「今帰り?一人で?」
「‥‥あっ、うん、帰り。一人だよ。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・」
「陽真?」
「一人なら危ないから、早く帰れよ。」
と、言って切った。
桜子は、嘘をついた。
息づかいが・・聞こえた・・
桜子のではない・・
このまま、話していたら
とんでもないことを
言ってしまうかも・・・と・・
直ぐに電話を切った
なぜ?やましくないなら
俺に言うんじゃないか?
はじめから、一緒だったのか?
友人と、いうのは、嘘で?
考えている‥‥‥と‥‥‥
玄関のブザーがなった。
桜子か?と、僅かな期待に開けると
千紗が涙をためて立っていた。
「‥‥‥私はっ・・はるちゃんが
幸せになる‥‥‥‥と思ったから‥‥‥
諦めたんだよ・・・
それなのに・・・・」
と、伝えると千紗の瞳から
涙がボロボロと溢れた。
その顔に
その涙に
陽真は、堪らない気持ちに
なり・・・
思わず千紗を抱き締めた
陽真の腕の中で
千紗は、静かに泣きつづけた。
陽真は、千紗を部屋の中にいれて
千紗にキスをする
びっくりして目を開く千紗の目には、
悲しみにくれる陽真が映っていた。
千紗は、たまらずに
陽真の口を自分の唇で包み
何度もキスをした。
玄関にそのまま倒れこむ
陽真のスェットを脱がせて
自分もスカートから下着だけを
取り、陽真自身を自分の中に
招き入れた。
陽真は、自分自身が千紗の中に
入るまでボォっとしていた・・が・・
はっと、気づいて
「やめろ!!」
と、言ったときには
俺自身は、千紗の中へ
だが、慣れ親しんだ千紗の体
下から突き上げていた。
一度、二人で果てると
陽真は、千紗をベッドに
連れていき
再度、千紗の中へ自身を繋いで
千紗の意識が飛ぶまで
抱き続けた。
もう‥‥‥何もかも・・
忘れてしまいたかった・・・・
陽真の気持ちは・・・
どこにいけば良いのか
わからなく・・・なっていた・・・