Lose everything

愛しさと、恥ずかしさで
胸が異様にドキドキする

桜子に触れて良いのか・・・と
思う気持ちと
早く自分の物にしたい・・・と
思う気持ちが
ますます、緊張をおこしていた。

そんな俺に気づいたのか
桜子が、俺をそっと抱き締めて
「大丈夫、私は陽真のものよ。
どこにもいかないし
誰にもなびかない。」
と、いってくれた。

涙が溢れるのがわかったが・・・
「ごめんっ‥‥‥桜子‥‥‥
早く桜子の中に入りたい。」
と、言うと
恥ずかしそうに頷いてくれた

俺は、桜子にキスをしながら
首すじ、胸へと唇を這わせ
指は、腰から太ももへおり
そして桜子の中心に入ると
桜子の身体が弾ける
「ん‥‥‥‥ウン‥‥」
「桜子っ‥‥入れるね」
と、いって
一気に入りたいのを
我慢してゆっくり、ゆっくり
入れていく
「くっ‥‥‥はぁ‥‥ん‥‥‥
  だめだっ‥‥もた‥‥ないっ‥‥‥」
「んっ‥‥はる‥‥まっ‥‥きて‥‥‥」
陽真は、深く深く腰を打ち付けて
果てる。

二人は、抱き締めあい
呼吸を整えると
おでこをつけ
「「愛してる」」
と、同時に伝えて
微笑みあう。
桜子からも少しだけ笑みがでた。

陽真は、そんな桜子に
嬉しくて
再び桜子を翻弄していき
今度は身体中を優しく
丹念に愛撫を繰り返し
陽真が桜子の中に入るときには
桜子は、何度もいかされて
頭が真っ白になっていた
「ああ‥‥ん‥‥‥‥ん‥‥‥」
「うっ‥‥きもちっ‥‥いい‥‥‥」
陽真に浅く、深く腰を打ち付けられて
いく。

二人は、本当に自分達が再び
恋人同士になった事を
感じていた。
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