Lose everything
渉の恋事情を少し・・・
渉と顕は‥‥‥‥‥‥
顕は、仕事柄転勤族のため
遠距離恋愛が続く
誤解から喧嘩したり
別れたりを繰り返していた。
だけど、ひと月かかるか
かからないかで
元に戻ってしまう。
お互いに離れられないのだ。
だが、ここふた月以上連絡がない。
それは・・
先日、顕のマンションに行った時に
顕のマンションに
女性がいた。
顕が熱をだして寝込んだため
会社の女の子が心配して
来てくれたらしい。
甲斐甲斐しく顕の世話をやく
彼女に顕の事をお願いして
私は、自分マンションへ帰った。
顕は、寝ているみたいだったが・・
熱があっても、
女の子を部屋にいれて、
そのまま置いていると
言うことは、顕が許した人だからだ。
顕は、自分が許した相手でないと
部屋に簡単に入れない。
私は、それから二、三日後
顕に
『もう、終わりにしよう。
私の荷物は、すべて捨てて下さい。
私の部屋にあるあなたの物も
廃棄します。」
と、LINEして
既読になったのを確認して
顕からのすべてを拒否設定にした。
桜子に、その事を伝えると
「渉、休暇とってないでしょ。
北海道においで。」
と、言われて
一週間休みをもらって
北海道に飛んだ。
空港には、桜子が来てくれて
桜子の姿を見て涙を流す私に
桜子は、一緒に泣いてくれた。
少しして
陽真お勧めのラベンダー畑に
連れていってもらった。
すごい!素晴らしい景色に
全てを忘れて見入ってしまった。
そんな私に、桜子は黙って
付き合ってくれた。
「私ね、色々あっても
この先も顕と一緒に
生きて行くと思っていたの。
だけど、それは私だけだったんだね。」
と、涙が溢れだす私に桜子は
「渉の運命がどう流れて行くのか
わからないけど
私は、渉が大好きで
渉から離れないから
いつでも、私を頼って。」
と、抱き締めてくれた。
桜子の胸の中は
温かくて
私は、沢山の優しさをもらい
心も穏やかになっていった。
夜は、陽真も帰ってきて
私の顔を見て
ほっとした顔をした
こいつも心配してくれていたんだと
わかり、それが嬉しかった。
五日間は、
桜子と陽真と過ごして
残りの二日は、
一人で富良野に行った。
富良野に前々から行って
見たかったから。
富良野では、
美味しい物を食べて
気持ちよい温泉に入り
景色を観て
元気を取り戻してから
東京に帰った。
桜子にも、陽真にも
沢山お礼を伝えた。
月曜日には、新しい物件を探して
今週末には、引っ越しをする。
今の所は、
顕との思い出がありすぎるから
新しく始めよう·····
私も年も年だから
婚活にも参加してみよう····と。
月曜日には物件を決めて
金曜日に引っ越しの手配をして
土曜日には引っ越す。
その間は、
ビジネスホテルに宿泊をした。
顕が、来るかも····という思い···と
来なければ、来ないで
なんだ···と落胆する
そんな自分が嫌だったから····だ。
桜子の元に休暇をとって逃げたから
これ以上、休みを取ることが
できなかったから
週末に動くしかなかった。
まぁ、その間に
婚活サイトに登録して
早速、木曜日に出席してみる。
桜子に報告すると
「本当に、やること早いね。」
と、いささかの飽きれと
その行動力は羨ましいと言われた。
婚活には、歳の方から
若い方までいてびっくりした。
その中で、気のあった人物がいた。
冴島 篤(さえじま あつし)さん
年は、私より一つ下。
裁判所の書記官の仕事をしていて
出会いがなくて····と話していた。
冴島さんは、私より20センチ以上
身長も高く、メガネをかけた
イケメン君だ。
こんな人も婚活にくるのかと
不思議に思っていたら
向こうも、私を冷やかしだと
思っていたみたいで
大真面目だと分かり
二人で笑いあった。
顕は、仕事柄転勤族のため
遠距離恋愛が続く
誤解から喧嘩したり
別れたりを繰り返していた。
だけど、ひと月かかるか
かからないかで
元に戻ってしまう。
お互いに離れられないのだ。
だが、ここふた月以上連絡がない。
それは・・
先日、顕のマンションに行った時に
顕のマンションに
女性がいた。
顕が熱をだして寝込んだため
会社の女の子が心配して
来てくれたらしい。
甲斐甲斐しく顕の世話をやく
彼女に顕の事をお願いして
私は、自分マンションへ帰った。
顕は、寝ているみたいだったが・・
熱があっても、
女の子を部屋にいれて、
そのまま置いていると
言うことは、顕が許した人だからだ。
顕は、自分が許した相手でないと
部屋に簡単に入れない。
私は、それから二、三日後
顕に
『もう、終わりにしよう。
私の荷物は、すべて捨てて下さい。
私の部屋にあるあなたの物も
廃棄します。」
と、LINEして
既読になったのを確認して
顕からのすべてを拒否設定にした。
桜子に、その事を伝えると
「渉、休暇とってないでしょ。
北海道においで。」
と、言われて
一週間休みをもらって
北海道に飛んだ。
空港には、桜子が来てくれて
桜子の姿を見て涙を流す私に
桜子は、一緒に泣いてくれた。
少しして
陽真お勧めのラベンダー畑に
連れていってもらった。
すごい!素晴らしい景色に
全てを忘れて見入ってしまった。
そんな私に、桜子は黙って
付き合ってくれた。
「私ね、色々あっても
この先も顕と一緒に
生きて行くと思っていたの。
だけど、それは私だけだったんだね。」
と、涙が溢れだす私に桜子は
「渉の運命がどう流れて行くのか
わからないけど
私は、渉が大好きで
渉から離れないから
いつでも、私を頼って。」
と、抱き締めてくれた。
桜子の胸の中は
温かくて
私は、沢山の優しさをもらい
心も穏やかになっていった。
夜は、陽真も帰ってきて
私の顔を見て
ほっとした顔をした
こいつも心配してくれていたんだと
わかり、それが嬉しかった。
五日間は、
桜子と陽真と過ごして
残りの二日は、
一人で富良野に行った。
富良野に前々から行って
見たかったから。
富良野では、
美味しい物を食べて
気持ちよい温泉に入り
景色を観て
元気を取り戻してから
東京に帰った。
桜子にも、陽真にも
沢山お礼を伝えた。
月曜日には、新しい物件を探して
今週末には、引っ越しをする。
今の所は、
顕との思い出がありすぎるから
新しく始めよう·····
私も年も年だから
婚活にも参加してみよう····と。
月曜日には物件を決めて
金曜日に引っ越しの手配をして
土曜日には引っ越す。
その間は、
ビジネスホテルに宿泊をした。
顕が、来るかも····という思い···と
来なければ、来ないで
なんだ···と落胆する
そんな自分が嫌だったから····だ。
桜子の元に休暇をとって逃げたから
これ以上、休みを取ることが
できなかったから
週末に動くしかなかった。
まぁ、その間に
婚活サイトに登録して
早速、木曜日に出席してみる。
桜子に報告すると
「本当に、やること早いね。」
と、いささかの飽きれと
その行動力は羨ましいと言われた。
婚活には、歳の方から
若い方までいてびっくりした。
その中で、気のあった人物がいた。
冴島 篤(さえじま あつし)さん
年は、私より一つ下。
裁判所の書記官の仕事をしていて
出会いがなくて····と話していた。
冴島さんは、私より20センチ以上
身長も高く、メガネをかけた
イケメン君だ。
こんな人も婚活にくるのかと
不思議に思っていたら
向こうも、私を冷やかしだと
思っていたみたいで
大真面目だと分かり
二人で笑いあった。