俺様アイドルに求愛されてます!!〜プリンセスがプリンス?〜
「だから自信もって。そして、いつかは瑠樺だってことも世間にバレる。その時の心の準備、しといた方がいいよ」
「うん。ありがとう。そしてごめんね」
ハルカにはユウが泣いているように見えた。
ユウは強い。だけど、弱い。
私も、ユウのこと好きだよ、友達として……。
その日の夕方は事務所で気を失う寸前までダンスをした。
全てのことを1度忘れ、自分とだけ向き合うために。
一時したあと、水筒の隣においてあった携帯がなる。
「もしもし」
『もしもし、百香だけど』
「うん、どうしたの?」
『インターネットのニュースみた!凄いことになってるみたいだけど』