俺様アイドルに求愛されてます!!〜プリンセスがプリンス?〜
いつものように朝食を食べ、学校に登校する。
門の前には大勢の記者がおり、特別に裏道から入る。
教室につくと、いつものように真守がいる。
「おはよう」
「おは、ってその髪!!?」
「あー、ちょっとね」
「今言うことじゃないかもしれないけど、君が瑠樺、だったんだね」
「まーね」
「僕はいいと思うけど」
「え、」
「ハルカが男の格好してたもいいと思うけど」
「っ、世間は厳しいからね」
その言葉を返し、静かに席につく。
これから、どんな日が来るかも分からずに……。
それからは、毎日毎日机に楽ガキをされたりものを隠されたりした。
もちろん、瑠樺の熱狂的なファンだった子や雷斗のファンに。
また仕事をゼロになり、賛成するファンは批判されるようになり、芸能界にも普通の生活でも孤立するようになった。