俺様アイドルに求愛されてます!!〜プリンセスがプリンス?〜


「だから百香にはさよなら言いたくて。」









「な、なんで……」








「泣かないでよ。そういうことだからじゃあね」








ハルカは涙を堪えながらその場を去った。





そして、日本からも。








その事がしれわたる頃にはアメリカのどこにいるのかも分からない。











ごめんね……雷斗。














雷斗story




俺は何も出来なかった。






あれだけ、助けると言ったのに。






何一つ出来なかった。





そんな自分が嫌いで、ハルカ顔を合わせることも出来ずにいた。








「雷斗。ちょっといい」








「ああ、なんだ?」







話しかけてきたのはハルカの親友、百香と言うやつだった。






その時は何を言われるかもわからなかった。








「ハルカ、今日日本をたったよ」








「は?」








意味が理解できなかった、








日本からたった?





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