俺様アイドルに求愛されてます!!〜プリンセスがプリンス?〜
「ハルカ、提案なんだけどもう一度モデルとして活動してみない?」
「……」
「無理ならいいのよ。私は」
「やる」
「ほんと?」
「うん、やっぱり私はこっちが向いてると思う」
「そうだろう。秘書の仕事を頼んだのもハルカの好きなことを見つけるためだからな」
「そうなの?」
「ああ」
「ありがとう」
「さあ、行きましょ」
車で1時間ほどの所にある大きな会場につくと、既についている人たちがいた。
挨拶をするために近づくと、その人は社長だった。
思わず、近づくのをためらい声をかけられずにいるとハルカに気づいた社長は、にこやかに笑い近づいてくる。
「久しぶりだな」