俺様アイドルに求愛されてます!!〜プリンセスがプリンス?〜
その一言に当たりが凍りつく。
司会者を見ると焦るように、目を泳がせている。
「もう、曲聞けないんですかぁ?」
「機会がありませんしね。それに、今はモデルとして活動してるので」
「へー、そうなんですか?」
知らなかったと言う勢いで、ミカはハルカに喧嘩を売ってくる。
「ま、まあ。その話はそこまでにして、お時間も来ましたので終わりにしましょうか」
スタッフに挨拶を終え、音羽の待つ楽屋に向かう、
「ハルカー、さっきのラジオ炎上してる」
「え?なんで?」
「ミカ。」
「あー、正直ムカついた」
「あれは確信犯だね」
「それは気づいてた」
「何も無ければいいけどね。さー、帰ろうか」
家に着いたのは夜1時。