俺様アイドルに求愛されてます!!〜プリンセスがプリンス?〜
足首あたりに特徴的なシワがはいり足元を綺麗に見せるようになっている。









そしてチェック柄のベレー帽に丸メガネ。














「どうですか?」








「デザインはいいと思います。もし良ければニットのサイズをLLに」







「そんなに大きくするんですか?」








「そっちの方が今はいいんですよ」










「わかりました」













「では、本番頑張りましょ」











「はい、よろしくお願いします」













事務所をあとにして、最近日本にオープンされたドレスコート専門のお店に向かった。









ドアを開けるとそこにはたくさんのドレスがガラスケースの中に飾られていた。









レンズとレディースのふたつのゾーンが作られておりとても豪華な見た目だ。














「いらっしゃいませ」











「どうも」











「なにかお探しでしょうか?」











話しかけてきた店員は興味深そうに瑠樺を見てくる。









サングラスと帽子をかぶっているため瑠樺とはバレていないみたいだ。









奥にたっているふたりの店員もこちらをチラチラ伺っているし……。








「店長は?」










「店長ですか?すいませんがアポがないとお会いすることは難しいかと」









アポとる必要あるの?









娘が来たって言うのに……?








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