あの日もう一度
「せぇーいっ!おーはーよー!!」
いつも通り、お隣に住む成田星の家へ訪問した

が。

一向にドアが開く気配はない
あれ?おかしーな??ピンポン鳴らしたよなぁ、

「せーぇー??」

ガチャ、とドアの開く音がした

「おはよう、モモ 笑」

寝癖のぴょんぴょんついた黒髪のでかいヤツが出てきた

「あれ、せぇめずらしー、寝坊??」

「そー、モモが起こしてくんなかったらまじ遅刻してた笑」

じゃ、いこっかなんて言いながらにへらっ、とふにゃふにゃした笑顔を見せながら歩き始めた

星はとにかくでかい。
横に並んで歩くのが嫌になるくらい
私が見上げて見ないと表情が伺えない

「あっ、そーだモモ、今日あのカフェで新作出るんじゃなかったっけ、きょーはそこ寄って帰ろっか?」

「そーだ!行きたーい」

おっけーとか言いながら学校へと足を進めた
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