#俺様男にご用心!?#


でも嫌いになれないのは、きっとまだ好きだから。












……私……しつこいよね……。













「……っな……琉菜ッッ!!」


「……っはわっっ…!」












隣で私の名前を呼ぶ海貍くん。












それにびっくりして声が裏返る。













「…大丈夫か?琉菜…ボーッとして……。」


「あぁ……うん。ありがと。」












私は作り笑いを海貍に向けてしまった。

< 339 / 362 >

この作品をシェア

pagetop