モデル彼氏とお姫サマ☆
天使の顔した悪魔
ふぅ〜…疲れた。
明日、学校じゃん。
あたしは椅子に座りながら、誰にも聞こえないような小さなため息をついた。
すると、撮影を側で見ていた李斗が近づいて来た。
調度いい。
次の撮影までは少し時間がかかりそうだし、李斗と話しとこ。
あたしがそう思い、近づくと李斗が口を開いた。
「お前凄いな。」
「へ?…何が凄いの?」
「だから…その、あんなに綺麗に泣いたり出来るのとか。」
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天使の顔した悪魔