モデル彼氏とお姫サマ☆






そして、すっと指差した。


李斗の指先を追いかけると、さっきあたしが涙したシーンが繰り返し流れている。


そして「映像の中限定だけどな。」と、これでもかってくらい意地悪スマイル炸裂。



「さ、最悪っ!」


「痛っ!」



あたしは李斗の肩にパンチを入れるとそのまま睨んだ。


な、なによ。


ちょっと嬉しいって思ったあたしが馬鹿みたいじゃん。






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