モデル彼氏とお姫サマ☆
それにしても、うざったいなこの歓声。
あたしは耳に手を当てるとクラス発表の場所へと急いだ。
「あー…あたしだけD組だぁ…。」
「しょうがないよ、離れちゃったし…遊びにおいで★」
「うん!」
クラス発表の場所で、あたしは由香をなだめる。
あたしと和馬はC組。
由香だけ離れてD組になってしまった。
「じゃあ、また後でね〜。」
自分のクラスに入って行った由香を見送ると、あたしと和馬も教室に入った。