モデル彼氏とお姫サマ☆






ちょっと待って…。


ざわざわした胸の奥がおさまらない。


どうして…?


だってお兄ちゃんは…。



「ねぇ!それってどこで踊ってるの!?」



気がつけば、あたしは少し声を荒げて会話していた女の子の腕を掴んでいた。



「え…、あの…。」



いきなりあたしが掴んだからなのか…


それともあたしの必死さにびっくりしたのか…


それは分からないけど、女の子はびっくりしていた。






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