モデル彼氏とお姫サマ☆
「あ、ごめんね…。」
やば…あたしってば、驚かしてどうすんのよ。
それに…
例え聞いたとしても、意味がない。
だってお兄ちゃんは…。
あたしが目線を落としていると明るい声が帰って来た。
「アリスちゃん…だよね?」
「え…?」
「全然謝らなくていいよ!…まさかアリスちゃんが喋りかけてくれるなんて…思ってなかったから、少しびっくりしちゃったんだ。」
そう言って笑う2人の女の子。