モデル彼氏とお姫サマ☆
「おい、アリス?」
「ぎゃっ!?」
考え事をしていたあたしの視線にいきなり写った李斗。
そんな李斗にびっくりして思わず声を上げてしまった。
「ぎゃってなんだよ。俺は化け物か?」
「うん。多分一種の化け物かもね。」
真面目な顔してツッコミを入れたあたしに、李斗はため息を漏らす。
李斗の奴〜…ため息漏らさなくてもいいじゃん。
そうだ、李斗なら謎のダンサーの事、何か知ってるかも!