モデル彼氏とお姫サマ☆






あたしは口を押さえるザコの手を無理矢理引きはさなすと言った。



「冗談じゃないわよ!…あたし明日も仕事があるのよ?」


「だから?」



冷たい視線をあたしに送る男。


コイツ…今なんて言った?


仕事をバカにしてもらっちゃ困る。


あたしだってこの仕事に誇り持ってやってるんだ。


そんな男にあたしの中の何かが切れた。







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