モデル彼氏とお姫サマ☆
「ふざけんじゃないわよ…。」
「え…?」
「ふざけんなって言ってんの。あんた、分かるわけ?明日あたしが行くか行かないかだけで、一体どれくらいの金が動くと思ってんの!?下手したら億単位の損害が出るかもしれないのよ?あんたにそれ、払えんのか?あんたにあたしの何がわかんのよ!仕事ナメんなっ!!」
「…っ……。」
息継ぎも無しで言い放ったあたしに唖然とするヤンキー達。
いつの間にか腕は自由になっていた。