モデル彼氏とお姫サマ☆





『助けて…おにーちゃ……。』


『アリス…!?』



もうダメなんだと思っていたときに聞こえた声。


その声一つで、あたしの心は楽になったんだ。


あたしを抱き上げる優しい腕。


すぐに大好きなお兄ちゃんだって事がわかった。



『アリス……ケホッ…もう大丈夫だぞ…。』


『お兄ちゃん…?』



お兄ちゃんの笑顔に安心するあたし。





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