モデル彼氏とお姫サマ☆






「そんな事…あったんだな。」


「うん…。」



いつもと違って優しい口調の李斗に、何だか調子が狂いそう。



「そ、それより…李斗はどうしてお兄ちゃんの事……」


「Subaruさん?」


「うん…。」



知りたかった。


どうして李斗が、いつもここで踊っているのか…


どうしてお兄ちゃんを知っていたのか…。


あたしが少し眉を寄せて見ていると李斗は少し笑った。







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