モデル彼氏とお姫サマ☆






「なーんて♪…こんなのらしくない。」


「……うん。」



李斗をみると少し俯いて何か考えている。


あたしは側にあった自販機に近づくとお茶を2本買った。


こんな時間だし、お茶にしておこ。


そんな事を考えながら缶を持って李斗に一つ渡す。



「ほら、あげる!…あたしのおごりだから!」


「あ……、うん。」



笑ったあたしに李斗は少し切ない表情をしながら缶を受け取った。








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