モデル彼氏とお姫サマ☆






あたしは海鬼に「バイバイ」と一言だけいうと、校舎の方へと進んだ。


上靴に履き変えて教室へと向かう。


授業中なのもあり、廊下は静まりかえっていた。



「あーあ…授業終わるまで廊下でいよう。」



途中で入っていくのも何だか嫌だし…


あたしは教室の壁にもたれ掛かると、膝を抱えてそのまま顔を埋めた。


すると、なぜか浮かんでくるのは李斗の顔。







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