モデル彼氏とお姫サマ☆






昨日の事が頭に焼き付いたように離れない。


ドキン…ドキン……



「ッ………。」



胸を締め付けるような感覚があたしを襲う。


昨日の事、嬉しくないと言えば嘘になってしまう。


だけど…一体この胸の感覚は?


自分の胸を手で押さえる。


廊下のガラスに写ったあたしの顔は、既に真っ赤に染まっていた。



「あたし…………。」



…李斗の事―――――。






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