モデル彼氏とお姫サマ☆
そこまで考えた時だった。
『キーンコーンカーンコーン♪』
突然チャイムが鳴り、あたしは驚いて肩を少し震わせた。
やば…つい考え込んでた。
あたしは立ち上がり少しお尻を払うと、教室へと入って行った。
そして、それはあたしが席に着こうとした瞬間だった…。
「アリス〜―――ッ!!」
「……!?」
余りにも大きな声であたしの名前を呼ぶものだから、椅子から落っこちそうになってしまった。