モデル彼氏とお姫サマ☆






あたしが自分の言った言葉に心を痛めていた時だった。



「おっ♪アリスじゃーん!」



ひときわ大きい声が教室に響いて、あたしは顔をあげた。


いや、顔を上げなくても声を聞いただけで分かる。


この馬鹿でかい声の持ち主は…



「おはようバカズマ。」


「げっ!酷くね!?」



あたしの腐れ縁…和馬だ。


和馬はあたしの斜め前の席に座ると顔を覗いてきた。







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