モデル彼氏とお姫サマ☆






あたしの名前を呼び、駆け付けて来た幸紀はあたしを軽く抱きしめた。



あー…、もう!



「幸紀、離れろうざい。」


「あーぁ、久しぶりなのに。アリスの毒舌は健在だな。」



少し拗ねた感じの幸紀はそう言うとあたしから離れた。



目の前にいる、このうっとーしい男は、あたしと同じ緑の瞳。金のブロンズヘアー。



土屋 幸紀。



17歳。



現在、高校2年生。






< 34 / 583 >

この作品をシェア

pagetop