モデル彼氏とお姫サマ☆






真っ赤になったり戻ったり、本当に忙しい奴。


そう、少しふざけていたのに…



「なに?…何で李斗?」


「え……?」



少し眉を下げて真剣に聞く和馬に、あたしは何も言えなくなってしまった。



「李斗の事、気になる?」


「………。」



和馬の言葉に髪を直す手が止まる。


気になるって言うか…その、何て言うか…


よく分からない。






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