モデル彼氏とお姫サマ☆






焦って少し震える手で、ワックスの蓋を閉じる。



「はいっ!できたよ。」


「……サンキュ。」


「………。」


「………。」



少しの沈黙。


何だか……気まずい。


和馬ってば、どうしちゃったのよ…?


なんか今日おかしい。



「何で…そんな事聞くのよ。」



気がつけば、あたしはそう和馬に聞いていた。







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