モデル彼氏とお姫サマ☆






「別に……。」



でも和馬は素っ気なく顔を逸らしてしまった。


む…ムカつく!


何よ。…もう知らない!



「先生!!」



あたしはガタンと椅子を鳴らし勢いよく立ち上がる。


いつの間にか始まっていた授業。


その瞬間、教室中の視線が集まった。



「先生、保健室行ってくる!」


「な、何言ってる雨音!お前、気分悪そうには到底みえんぞ?」






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