モデル彼氏とお姫サマ☆






「ちょ…もう!何よこれぇ!」


「はははっ…!」



急いで鏡を覗きながら、手で髪をとく。


でもすぐにピヨンっと元通り。


こんなんじゃ教室戻れないよ…!!


あたしが一人嘆いている横で、李斗はケラケラ笑ってる。



「もう、李斗!あんたのせいでこんなことになってんだからね!!」



あたしは李斗の方を向いてご立腹。


だけど逆効果だったのか、ついに李斗は腹を抱えて笑い出した。







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