モデル彼氏とお姫サマ☆






ゆっくりと、だけど確実に聞いた。


由香は雑誌をバタンッと閉じる。


あたしの体は少しビクッと震えた。



「そ…そそそ、そんなんじゃないよっ!!」



言葉とは裏腹に、由香の顔は茹ダコみたいに真っ赤に染まる。



あたしが「そうかなぁ〜?」なんて、少し意地悪そうに聞くと。


由香はもっと顔を赤くして「そうだよっ!」と、説得力ない言葉を向けた。







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