モデル彼氏とお姫サマ☆






きっぱりと言った。


由香の表情はみるみる曇る。


周りで話すクラスメートの声も、聞こえない。


まるで、一瞬時間が止まったみたいだった。


次の言葉をどうしようかと、少し考えていた時だった。



「……あははっ!」


「なっ…なにっ!?」



急に笑い出した由香。


あたしはビクッと肩を震わせた。







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