モデル彼氏とお姫サマ☆






口を大きく開くあたしに、李斗は眉をピクリと揺らす。



「お前、いっつも俺の事見て『ぎゃあ』って言うのやめろよな。」


「だって…李斗が悪いんじゃん!…急に現れるんだもん。」



眉を少し寄せて、叫んでしまった。


や…やば、こんな叫んだらまた意地悪される…っ!


慌てて口を押さえる。


だけど気付いた時には既に遅くて…。



「ッッ……!?」



李斗はグイッと顔を近づけて来た。








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