モデル彼氏とお姫サマ☆






か…顔近いっ!!


平然な李斗に対して、あたしは赤面しそうになる。


ドキドキと破裂しそうな心臓。


なのに追い打ちをかけるかのように、額に李斗の指が降りて来た。


あたしは赤面になりそうなのを抑えるので精一杯。


そっと触れる指先。



「そんな眉寄せてたらシワできるぞ?」



指先からドキドキが伝わっちゃいそうで…



「だ、大丈夫だもん!」



李斗の指を払いのけて、顔を背けた。







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