モデル彼氏とお姫サマ☆
ROUND4
エスカレート
「お疲れ様でしたぁ〜」
「お疲れ様でーす!」
スタッフの明るい声。
あたしは笑いながら挨拶する。
「海鬼っ!」
「おう、お疲れ!」
海鬼を見つけて走り寄った。
スケジュール帳を開いて眼鏡をかけている。
午前中の仕事でスタジオに来ていたあたし。
海鬼はパタンとスケジュール帳を閉じると「学校行くぞっ」と微笑んだ。
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