モデル彼氏とお姫サマ☆





そんな時だった。



「アリス、帰るか。」


「え…!?」



突然後ろから名前を呼ばれ、肩に置かれた手。



なにっ!?



びっくりして振り返ったあたし。



だけどすぐに肩を落とした。



「はぁ…なぁんだ、海鬼[カイキ]か。」


「なんだとはなんだよ。」


「もう、びっくりさせないでよね〜…。」



そういったあたしは海鬼を少し睨んだ。






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