モデル彼氏とお姫サマ☆






そりゃそうだ。


目の前に水浸しの人間が立っているんだ。


驚かない方がおかしい。


でも、こんな時でもあたしは脳天気。



「あははっ!あたしって、水も滴るいい女?」


「ば、バカかお前!?…ハンパねぇくらい濡れてんじゃねぇかよ…!」



タオルを持った和馬が近づいてくる。


ゴシゴシと頭を荒っぽく拭かれた。







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