モデル彼氏とお姫サマ☆






サボりだからといって、仮にも今は授業中。


うるさすぎでしょ…。


和馬のハイパーボイスは学校中に響く勢い。



「あんたさ、もっと静かにできないの?」


「え?」


「ていうか…なんでいんの?」



坦々と話すあたしに対して和馬は気が抜けたよう。


「冷たいなぁ〜」なんて冗談言う和馬に。


こいつ…サボったな。


そう、直感した。








< 522 / 583 >

この作品をシェア

pagetop