モデル彼氏とお姫サマ☆






先を急ぐあたしに、叫びながら着いてくる和馬。



「ちょ…待てって!…ああっ!くそっ、わかんねーよ!」


「ふふふっ♪」



そんな和馬をよそに、あたしはスキップ。


さっきの事が由香の事だなんて…まだ和馬には言えないけど。


でも、きっといつか二人がカップルになったその時は…


その時は教えてあげるよ。


あたしは一人、少しスッキリした気持ちで。


授業終わりの教室へ帰って行った。







< 531 / 583 >

この作品をシェア

pagetop